スーパーで今年初めてのカボチャを見つけて興奮しています@スウェーデン

おはようございます。こんにちは。こんばんは。Hej, あんです。

 

今日スーパーに行ったらカボチャが出ていました。カボチャが出てくると秋を感じます。

昨年はもう2週間くらい早くから出ていた気がするのですが、今年は暑かったのでずれたんでしょう。日本だとカボチャは夏から秋が旬のイメージですが、スウェーデンでは冷え込んでくると出てきます。

 

カボチャは私の中でも5本指に入るくらい好きな食べ物です。なんと言っても、カボチャのポテンシャルがでかいんです。

まず、日本料理。カボチャの煮付けや、カボチャの天ぷら、カボチャをごま油で焼いたり、カボチャご飯、カボチャの味噌汁、カボチャサラダ、なんでもできちゃいます。脂っこい料理からさっぱりした料理まで、甘い料理から酸っぱい料理まで、どこまでだっていけちゃいます。

欧米系の料理では、パンプキンスープ、パンプキンカレー、パンプキンラザニアやドリア、パンプキングラタン、パンプキンパスタ、パンプキンキッシュ、パンプキンリゾット。他にも書ききれないくらいたくさん出てきます。欧米系の料理になると、体があったまる秋にぴったりの料理がいっぱい出てきます。

そして、おやつデザート系。パンプキンパイ、カボチャぷりん、カボチャパンケーキ、カボチャベークドチーズケーキ、カボチャタルト、カボチャあんの生八つ橋、カボチャのお饅頭、カボチャケーキ、芋もちならぬカボチャもち、パンプキンカップケーキ、カボチャクッキー、カボチャシュー、カボチャアイス、カボチャドーナツ、カボチャ風味のおぜんざい、パンプキンスコーン、カボチャパン。書きながら涎が垂れてきてしまいました、、、

ここに書いたのも書きながら2分くらいで思いついただけなので、多分他にももっともっとあります。

そう、みなさんお気づきでしょう!カボチャはおいしいおいしいお野菜でありながら、副菜、主菜、主食、デザート、おやつまで何にでもなれるんです。そのまま何もつけずに焼いても揚げても茹でても蒸しても絶品、さらに味付けしようものならチート級の幅広さを見せつけてきます。

 

私のカボチャ好きは乳幼児期から始まっています。離乳食が始まった段階で、カボチャをやわやわに煮たものをよく食べていました。そして、普通の料理が食べれるようになっても、残念ながらシュガーハイになるためお菓子を食べられない子供だったので、結局カボチャを始めとした野菜をお菓子がわりにしていました。結果、大変なカボチャ好きに育ちました。他の野菜もよく食べていて好きなのですが、なんでダントツカボチャが好きなのかはわかりません。多分、料理の幅が広い上に失敗が難しい食べ物なので美味しく食べる機会が多かったんでしょう。

 

さらに、私の中でカボチャといえばのものが一つ。それが『楽しいムーミン一家』のムーミンママが大きな大きなカボチャを育てる話です。最終的にムーミン谷でカボチャパーティが開かれます。その時の料理が本当に美味しそう。全て美味しそうな平成版のムーミンですが、この回は私のなかで特に全てが美味しそうに見えた回でした。あと、最後にみーが中身を食べ尽くしたカボチャの中で寝ている場面があり、いまだに憧れています。

小学校に上がるまでは周りに阻まれて家に地上波の電波が届いていなかったので、置き物と化していた箱型のテレビや親のパソコンでムーミンばかり見ていたのですが、この回は本当に印象に残っています。今でも一番鮮明に思い出すことができる唯一の回です。

 

そんなわけで、これからカボチャ料理を思いつく限り作って食べたいと思います。この、季節限定というのも絶対に飽きることがなくて良いですよね。なんたってどんなに食べ尽くしても数ヶ月でまた食べれなくなってしまうんですから。カボチャは割引になっていなくてもたくさん買っちゃいます。

 

ちなみに、知っている方がほとんどだとは思いますが、丸ごとのカボチャを切るときはカボチャのお尻の部分から箸などを突き刺してから切るとレンジなしで簡単に切れますよ。あと、カボチャを茹でてケーキなどに混ぜるときは水気を十分に切るか元の水の量を減らしておきましょう。大変なことになります。ぜひカボチャの季節楽しみましょう!

 

Hej då!