おはようございます。こんにちは。こんばんは。Hej, あんです。
日曜日から火曜日にかけてだいぶのんびり過ごしていたので、先週のゲストレクチャーの話でもしようと思います。
まず、ゲストとして登壇していたのは、BioReperia、Nordic Biomarker、Euraxess、PhDの学生、AstraZenecaからの方々です。
その後も講義はあったのですが、ビジネス寄りの話であまり興味がなかったので、聞かずに帰っちゃいました、、、
今回のレクチャーの趣旨としては、学生の興味関心を広げる半分、学生の進路サポート半分という感じです。大体、皆さん自分の大学から現在の仕事への道のりと、実際の現在の仕事内容、採用情報などを話してくださいました。
BioReperiaは抗がんを中心とした製薬をおこなっている会社でした。レクチャー内では、モデル生物としてのZebrafishが癌治療の研究においてどのように使用され、どのようなポテンシャルがあるのかという、実際に行われている研究の一部が紹介されました。
また、採用情報に関しては随時ポジションが空いたら募集をしているようです。
どうしても募集要項に修士号が入りやすいですが、もしものチャンスを狙ってアンテナを伸ばしていたいです。また、Degree projectも受け入れることもあるそうで、目を皿にしながら確認しておこうと思います。
Nordic Biomarkerは凝固分析装置(coagulation analyzer)に使用される薬品を開発している会社です。レクチャーでは、研究内容よりは、一つの製品ができるまでの流れや、登壇者の実際の仕事内容が紹介されました。やはり、会社の仕事となると、書類仕事が山のようで、一つの薬品を売り出すまでに100枚以上の書類を用意するそうです。
こちらも、空きが出たら募集する形で採用があるそうですし、Degree projectが受け入れられることもあるそうです。
Euraxessは、実際に就職する会社というよりは、科学者同士、就活者のネットワークづくりに取り組む会社だそうです。スウェーデンでの就職は、結局ネットワークが1番の武器になるので、それをサポートするサービスを提供します。先に出てきたBioReperiaとかNordic Biomarkerも含めた多くの会社と提携しており、実際にこのサービスから就活が成功する例もあるそうです。
PhDはまあ言わずもがな、PhDです。会社に就職せず、研究の道に進んだ場合のわかりやすい一例でしょうか。スウェーデンではPhDは学生であると同時に、大学の従業員という扱いになるので、給料が出ます。学費も必要ですが。
登壇者は結構楽しい場面をたくさん紹介していて、とても素敵な印象を感じました。もちろん、大変なことには間違いないと思いますが。
AstraZenecaは、皆さんご存知AstraZenecaです。AstraZenecaの企業紹介のようなところが大きかったですが、やはりAstraZenecaは憧れます。
社内の共通語が英語というのも留学生には途轍もない魅力です。
登壇者含め、世界からLife science分野に特化した人々が集まって、製薬をしたり、治療法を研究している様子を色々紹介されました。
修士以上が対象になっているような気もしましたが、それでも卒業後のこととか、Degree projectなどなど多くの情報をもらえたのでとても良い機会でした。
Hej då!